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嫉妬

今回のお題は『嫉妬』です。
本当に嫉妬って嫌ですよね。逃げたいですよね。できるなら感じずに済ませたい。でも、恋愛関係においては必ず出てきます。そして、嫉妬というのは、お互いの心理的な距離が近づくにつれてより強力に、強烈になっていきます。でも、嫉妬はより良いパートナーシップへの成長の種です。

こういうことをしていると、私達はこういったネガティブな感情から無縁の人のように思われますが、違います。
むしろ逆で、感情に対して敏感になっているので今まで以上に感じます。ただ対処法がわかっていたりするのでその部分が楽ですね。
でも、同時に苦しみもします。
『わかっているけど、どないしたらいいねん !!』
そういうときもあります。(^^;)
でも、嫉妬に関しては最近良くこう思います。
『嫉妬ってなくなるのかなー。一生なくならんやろなー』
本当に、そんな感じです。(^^;)

先日、さんまさんが司会をされている”からくりテレビ”を見ていたのですが、そこに登場するおじいさん、おばあさんを見ていると
『これくらい、人生経験を積めば、かなり解放されるのかな』
なんて、真剣に思います。(^^;)先は長いですね。

パートナー(彼氏や彼女、旦那さんや奥さん)に嫉妬を感じていると、束縛したり、コントロールして自分の思う通りに動かそうとしますよね。 でも、そうすると、自分の魅力も、そして相手の魅力も減って行きます。
例えば、彼氏や彼女が皆さんの言う事を100%聞いて、その通りに動いてくれる、そんな人だとして、3ヶ月くらい、まあ、1年くらい付き合ったら、面白みがなくなって飽きちゃうでしょう。

嫉妬して相手をコントロールしている時、大切な事はコントロールを手放す事です。私達はいろいろ理由をつけたり、ネガティブな感情を使ったりして、相手をコントロールしようとしますが、これをしていると、相手は皆さんの言いなりになっているような気がしてきて、嫌になってきます。そして、コントロールしているほうも、相手が
『私がこれだけ言っているから私のいうことを聞いてくれるんだ』
と思って、望んだとおり動いてくれても決して嬉しくありません。
ただ、一時的に少し不安が減るだけです。
相手をコントロールする時は何かを怖がっています。何を怖がっているのでしょうか?

私の場合は、心配というものを使って、二人が前に進むのを、もっといい関係を作るのを止めようとしました。これは彼女が死ぬかもしれないとかが怖かったからです。
そのほかにも
『彼女がどんどん、どんどん魅力的になったらどうしよう。捨てられるんじゃないか』
『もっと、いい男が現れたら、そっちに行くんじゃないだろうか』
とか、いろいろ不安があったのです。その時は、私よりも彼女のほうが人生により強くコミット(決断)していたので、私が二人の足を引っ張っていました。

我々はこういうタイプの人を”谷底の男・谷底の女”と呼びます。(^^;)
前や、上に行こうとすると、足を引っ張って、下のほうでパートナーとつながろうとするわけです。そこでは、自分が知っている、わかっている領域なので安心なんです。上に行ったら何があるのかわからない。上に行けるかどうかもわからない。途中で自分一人がこけてしまうかもしれない。そう言う不安が相手も自分も現時点にとどめさせようとします。

でも、これをしている限り、前に進みませんし、成長もありません。二人の関係は滞るばかりです。恋愛関係や夫婦の倦怠期はこういうところから来ます。
お互いにチャレンジしない。片方がしようとしたら、もう片方が足を引っ張る。でもそうやってばかりいると飽きちゃいます。退屈します。

そして、もっとよくあるのが
『あんたが先行きーや』
『何言ってるねん。お前こそ先に行けや』
といって、お互いに怖いから、相手に先に行かそうとあの手・この手を使ってコントロールします。これでは、一向に前に進めません。そして、これらは自信のなさや無価値感から来ています。

嫉妬はパートナーシップを取っていく上で必ず出てくる罠の一つです。嫉妬は自分自身の自信の無さや無価値観からきています。

ここで大切なのは前に進むことです。自分の無価値感を癒してお互いの価値の部分や魅力の部分でパートナーとつながる事です
私達は前に進むのが怖いときに立ち止まります。そして、そのためにいろいろな理由をつけます。

嫉妬は自分やパートナーの価値を低くさせる罠です。
嫉妬を抜ける方法はいくつかありますが、一番早い方法は『嫉妬』という感情に身を任せることです。

嫉妬はパートナーと別れるための陰謀です。私達はパートナーと別れたいから別れるのではなくて、この嫉妬を感じたくないから、そこから逃げるために”別れる”という手段を使います。でも、嫉妬を見て行くと、その陰謀に打ち勝つ事ができます。

ヴィジョン心理学を創始されたチャック博士が作られたエンライトメント・カード(光を与えるカード)と言うのがあります。
これは、48枚のカードからなっていて、それぞれのカードに意味があります。使い方はいろいろありますが、道を照らしてくれるカードを一枚引いて見ましょう。

”ハイヤー・マインド”っていうカードが出ました。ハイヤー・マインド、高次元の意識とでも訳せばいいのでしょうか。これは私達すべての人間の中にある、すべてを知っている部分、純粋な部分の事です。私達が自分のパートナー、彼氏や彼女、旦那さんや奥さんを本当に愛している部分も、ハイヤー・マインドの一部です。
皆さんが尊敬する人、目標とする人、そう言った人のイメージもハイヤー・マインドになってくれます。マザーテレサのような人になりたいと思うのであれば、彼女をイメージして下さい。
そして、その部分に私達が持っている嫉妬の部分をイメージの中で渡して下さい。

『どうか、この嫉妬の感情を持ち去って下さい』
そう言う感じです。あなたのこころをパートナーを本当に愛している気持ちで一杯にして下さい。あなたの中の純粋な部分でこころを満たして下さい。
こうしている間、あなたの中の嫉妬の部分が罠をかけてくるかもしれません。

『そんなものは嘘だ。おまえの心は嫉妬で一杯じゃないか』

その声に負けないで下さい。すぐにはできないかもしれませんが、やり続けて下さい。初めは練習が必要です。
そしてあなたの中のハイヤー・マインドに尋ねてみて下さい。
『今、何を選択することが私にとって一番いいですか?』
そして、あなたの直感から出てきた答えを信頼して、それを実行してみて下さい。その答えはもうすでに知っていることかもしれません。


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