内容の方をざっと拝見させて頂き
一番強く感じた事は「きょうこさんが旦那様のことをとても大事に思っている。」 と言う事でした。
それゆえに、旦那様のご両親に色々と言われることはさぞかし心苦しいかと思います。

それではまず旦那様のご両親の方にフォーカスしていきますね。
ご両親に関してですが、旦那様側の実家の家族構成がよくわからないのですが、ご両親にしてみたら、本当に心底息子さんの事（＝旦那様）を愛していらっしゃる事は確かです。なぜならば、人は興味が無いものに関しては文句すら出ません。興味があったり、期待があったり、愛情があるからこそ文句の一つもでるものです。ですから、ご両親ともに旦那様の文句を言う分だけ、同じぐらい愛情がある・・・ということです。

ただ、それが「文句である」ということは息子である旦那様から「期待に添ってくれなかった」という思いがあるかと推測されます。
あと、きょうこさんと結婚し「息子を手放す」という寂しさや喪失感が怒りとなり、文句が出たり攻撃的になってしまうのでしょう。

旦那様は結婚してから７～8年近く実家に帰ってなかった、とのことですが、ご両親としては本当はたまには実家に顔を出して欲しかったように思います。それが言えないので病気になることで息子さんを実家に引寄せたようです。（例えば、マラソンが嫌いな子供がマラソン大会の前日になると熱を出すなど、病気を使って何かを得ようとすることです。）

旦那様は気が弱いタイプみたいですが、実家にいる時はご両親の言いなりになっていたのかもしれませんね？
ですから、実家をでて、ご両親が干渉できない環境になり、どんどん自分たちの期待とは違う方向に進んでいる…と感じていて怒ってしまっているのでしょう。

旦那様に関しては、「どうご両親に接するべきか？」というよりも旦那様が「どうご両親にせっしたいのか？」を尊重していくことをお勧めします。旦那様はもしかしていつもいつも「誰かの言いなりになる」という形で人を愛してきたのかもしれません。でしたら今回の件で旦那様のご両親は「嫁が息子を操作している」と思っていることでしょう。だからこそ旦那様の意志で接していく事・・・が問題を解決していく鍵になると思います。

旦那様も、もう誰かの言いなりではどうにもならない時がきたようです。旦那様が意志表示をすることを長い間怖れていたとしたら、ここで自らの判断で意思表示をする事を学ぶ時で、それが旦那様のマインドの中で「親離れをする」ということになり、ご両親のマインドに一番響くと思います。

ここではきょうこさんには、旦那様を「ただ信頼する」ことを勧めます。信頼する事は「ああするべき」「こうするべき」というきょうこさんのやり方を捨てて、ただ旦那様のやる事を見守るだけです。きょうこさんのように洗い立てのYシャツのように「シャキッ！」としたすっきりくっきりした女性からすると、なかなか見守るだけ…というのは大変かもしれませんが、それができると今までにない要素がプラスされて、きょうこさんの女性らしい部分がさらにアップすると思います。

最後になりましたが、今回のご相談で一番気になった最後の部分、「私は誰に対しても身内感覚があまり無い・・・」というところです。この辺をもう少し詳しくお話を聞けたら、今回の件でも違うアプローチもできるかと思います。また機会があればぜひ聞かせてくださいね。

どうもありがとうございました。