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質問幼少の虐待で不安神経症になり苦しい
私は幼少から母による身体的、精神的虐待と過干渉とコントロールを受け、40歳過ぎてからPTSDのような症状とうつ症状があり、不安神経症の診断を受けています。
規則正しい生活をすることに耐えられないほどの苦痛があります。
よく、毎日規則正しい時間帯で家事をてきぱきとこなしている人がいますが私にはそれができません。しようと思うと不安神経症的になります。気持ちが悪いというか落ち着かなくなるのです。
母から罵倒された言葉がフラッシュバックして、行動を起こそうと思うと浴びせかけられるような気がして凍り付いてしまい、動けなくなるような気がすることに最近気付いたのですが、そういうことはあるのでしょうか?
家事の中でも好き嫌いが激しくお洗濯は好きだけど、お茶碗をあらうのが苦痛でたまらないのです。
そして自分が好きなことは何時間でもしているのですが、今度はそれを途中で辞められないのです。夕食の時間が来ても作ることができなくて家族に迷惑をかけています。
何が原因なのでしょうか?どういうメカニズムでそういう行動をしてしまうのでしょうか?とても悩んでいます。

それから、結婚して15年になるのですが結婚前につき合っていた彼のことが忘れられません。彼は私がこうして欲しいと思う愛情をくれた唯一の人でした。
ただ、誰と結婚していたとしても相手に愛情の要求ばかりしたような気もするのですが、これは幼少期に母から得られなかった愛情への執着でしょうか?
だとするとその執着を絶つ方法が何かありませんか?
よろしくお願いいたします。
木場さん 44歳 女性

回答 カウンセラー: 源河はるみ(退会)
木場さん、ご相談ありがとうございます。はじめまして、お返事させていただきます源河と申します。

とても辛い思いをされているようですね。ご自分の中での苦悩に終止符を打ちたいというお気持ちが、とても伝わってきました。

さて、ご質問についてなのですが、順を追ってお話ししていきましょう。
木場さんの感じていることに、お母様が強く影響しているということは、お気づきのとおりなのですが、メカニズムとしてはこんな具合です。

“家事”というのは、“母親”の代名詞的な行動のひとつですよね。
木場さんがしようとする“家事”には、お母様はなんの関係もないのですが、心の中では、「家事をする」=「お母様のようになる」と、イメージが結びついてしまっているんです。
木場さんにとっての母親像は、“ひどい”ようですから、そんなお母様のようになるのは、まっぴらごめんですよね。死んでもイヤ!という感じでしょうか。
そこで、フラッシュバックが起こります。

こうなると「家事をする」ことに強い抵抗感が出てきます。
でも、木場さんがこなす家事は、木場さんのもの。
お母様のものではありませんから、必然的に好き嫌いは木場さんの好みによります。
それよりも、ここでポイントなのは、
「好きなことは何時間でも出来る、そして”辞められない”」ことなんですね。

想像してみてください。子供の頃の木場さん・・・遊びに夢中になっていたいのに、厳しくあたる母親が、それを許しません。
イヤイヤ言う事を聞かざるをえない状況の中で育ってきて、さぁ、自由な大人となった今、適わなかった“好きなこと”に、「夢中になって、何が悪いの?」という気持ちになっても不思議ではないと思いませんか?

言い換えると、木場さんの心の中で、お母様と子供の木場さんが、ケンカの真っ最中なんです。この心の中でのケンカに終止符を打たない限り、主婦業をこなすことに、どうしても抵抗感がつきまといます。

それと、ご結婚前の彼氏のことですが、これも子供の頃の記憶に由来します。
お母様からひどい仕打ちを受けていたと感じていた子供の頃、木場さんの心の拠りどころは、お父様ではなかったでしょうか?もしくは、自分にやさしかった誰か・・・ 。

家族の中での役割で、家事をこなす「母親役」になることに抵抗感があると、そのパートナーである夫に対して、対等な立場に身を置く事にも抵抗感が出てきます。
自分がとても嫌っている立場ですから、その立場にいる自分を、夫が愛してくれるわけがないじゃない・・・と感じてしまうんですね。
でも、愛情を求めるのは自然なこと、そこで登場するのが、”以前、自分を愛してくれた誰か”なわけです。

すべては、木場さんの心の中にいる、お母様を、どうしてあんな風だったのか理解してあげることで、解消していきます。そして、許してあげること・・・。

過去にもらえなかった愛情への執着を断ち切るには、目の前にいるご主人との関係で、家族との関係で、“今ある”愛情に目を向けることです。
その愛情を感じる幸せが、木場さんのものになりますよう願っています。

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