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質問彼女が重くなって別れました。でも・・。
付き合って18ヶ月の彼女と先日別れました。別れは俺から「重いから」というものでした。
彼女は中学校の頃に、クラスの生徒全員から「生意気な発言をしたから」と言う理由で虐められていました。昨日まで仲良くしていた友達も、次の日には「敵」になっていたのです。
それが原因なのでしょうか。彼女にとっての友達の観念は「知り合い」でしかなくなっていったようでした。故に、信頼できるのは恋人であった俺だけ。
俺の発言には絶対的な権力があったようでした。しかし、その代償は大きいもので、「兄」「友人」「親友」「恋人」の全ての役割が私自身に重くのしかかっていったのです。

そして彼女は執拗に「誉められる事」を要求し始めました、特に何もしなくても。
親から誉められた経験があまりないようです。だからなんでしょうか?
他にも、「好き?」と言う発言は多かったですね。何度「好き」といったとしても、彼女には信頼が得られなかったようです。
私は、ともに戦ってくれる人が欲しかった、強い人が欲しかった。
「自律」と「自立」がしっかりと確立している人が欲しかった。
でも、彼女は自分自身と向かい合うことを拒んでしまって、逃げていたんです。あまりにも弱いと言うことを知っていたから。

先日別れ話をしたところ、彼女は自殺未遂を図りました。
いや、実際には考えただけで止まったのですが、それでも私にとっては恐ろしいことです。
一体、私は彼女に何をしてあげられたのか?それだけが心の中のつかえになってしまい、最近では彼女の言葉を聞くことすら辛いのです。会いたくなくなるくらい。
あんなに好きだったのに拒絶してしまう自分がいるのです。
一体何が出来たのでしょうか?
XYZさん 20歳 男性

回答 カウンセラー: 原裕輝
はじめまして、原 裕輝といいます。ご相談ありがとうございます。

彼女が自殺未遂・・これは、大きな出来事ですね。こんな時、xyzさんがおっしゃてくれたように、何をしてあげられたのか?何が出来たのか?とても、大きな、無力な自分がでてきます。
僕もxyzさんと同じような経験をしているのでこの気持よくわかります。本当に今、つらいし、しんどい時ですね。

まず一つサポートさせていただきたいのが、xyzさんがとった別れという選択は、全然悪いことではないということをサポートさせてください。
別れということで、自殺未遂という出来事があった時、多くの人は、すごい罪悪感や責任を感じてしまいます。
でも、男女の関係というものは、お互いの事情が絡み合っている状態ですから、彼女は、彼女でつらい事情があったように、xyzさんにも、多くの事情があって別れを選んだわけですから、別れという選択をとったことに関して悪いと思わないで下さいね。
それよりも、僕がすごいなと思うのが、「私は彼女に何をしてあげられたのか?」という部分。
彼女になにかできたのでは?、とご相談していただいてる心の優しい部分に注目して、拍手をおくりたいと思います。
そして僕からのサポートとして、何が出来たのか?という後悔より今、何ができるのか?ということに関してサポートさせていただきたいと思います

彼女にとって、友達の観念は「知り合い」ということだけ、信頼できるのは恋人だけというものがあるとすれば、人というものは、信頼できない、いつか裏切るもの、という、ものすごい不信感がありますね。 でも、人間誰しもが持っている、「愛を感じたい」「信頼したい」「つながりをもちたい」「親密感が欲しい」という部分を、彼女は多分、無意識的に求めている部分があると思います。
そして、唯一のつながりを感じられるラインである恋人を通じて、親密感を感じていたのでしょうね。
そして、別れがあったということは、彼女にとっての、つながりのラインである、愛を得る補給ラインがなくなったということを意味します。
人は、誰もが一人という孤独では、生きられない、生きていたくないという絶望感に捕らわれてしまいます。

赤ちゃんがいい例で、アメリカであった実験なんですが、抱いてあげたり、人肌に触れさせず、愛、親密感をあたえず、コインロッカーの中でご飯だけ与えて育てようとすると赤ちゃんは、死んでしまうんですね。
人は、それだけ生きるということに、愛や親密感が必要なんですね。
そしてこれが感じられないう時、絶望というものが襲ってきます。 彼女は、今、絶望というライン、誰もいない暗闇の世界とつながっている状態と思います。

ということは、今、彼女に必要なものは、絶望というラインではなくて親密感というラインや、人とのつながりというラインにつながるということですよね。
これは、xyzさんが彼女にできるサポートの一つだと思います。 恋人としてではなくでもいいのです。一人の友人、一人の人間としてなにか、つながりを持ってあげる、関わっていってあげることが彼女にとって必要なものだと思います。

多分『最近では彼女の言葉を聞くことすら辛いのです。』ということは、つながりをもちつづけている状態、彼女にとって一番必要なものをサポートできてる状態、でも無力感に襲われる状態だと思います。
でも、彼女には、人に対する不信感があるので、この繋がりが感じにくかったり、嘘におもえたりするんですね。
でも、彼女にとっては、一番欲しいものをもらってる状態なんですね。
ですから、何が出来たのか?という無力感に捕らわれるのではなく、今、できているつながり、ということに関して自信を持ってこれからもこのつながりを与えていけばいいと思います。
今、できているこれは、本当に自信を持っていい部分と思います。 電話でも、手紙でもなんでもいいのです。
このつながり、人との関わりというものが彼女にとって凍りついてしまっている『人への信頼』をとかす鍵にもなるとお思います。

今はしんどい時期、つらい時期でしょうが、
がんばってくださいね、応援しています。

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