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質問私の人生、これでいいの?
こんにちは、最近パソコンを購入し、 このページをみつけました。
家庭にしろ、仕事場でにしろ、近所づきあいにおいてでも、なんにつけ、程ほどでうまくやっているのですが、なんかでっち上げのような気がしてきて、まるでお芝居でもしているような感じなのです。
よき妻、よき販売員、よき主婦というような、私の人生これでいいのかなという感じです。
何か忘れ物でもしているようで、何かアドバイスをお願いします。
曇り空さん 38歳 女性

回答 カウンセラー: 中村ともみ(退会)
曇り空さん、こんにちは。お答えさせていただく中村と申します。曇り空さんとは同世代です。つまり同じ時代を生きてきたと言えると思います。ということは、親の世代も近いのではないかと思います。また、時代特有の価値観などもあるように思います。
こうした社会的背景や親との関係からも見ていってみましょうね。

まず、あなたは自分人生をどこかでっち上げのように感じているようですね。
もしかしたら本来一番したかったことをしていないかあるいは、気づかないでいようとしているのではないかと思います。 
もしそうだとしたなら、それはどうしてでしょう? 

ご両親は曇り空さんにどのようなことを望まれていましたか? 
「安定」した生活で「確実」な収入があり「温和」に人に接し、 曇り空さんは、とてもまじめで人の立場になれる方だと思います。そしておそらく、ですが几帳面なところがおありではないでしょうか。

このような自分の人格についても「でっち上げ」ともしかしたら感じておられるのではないでしょうか?だとしたら曇り空さんご自身が思う自分像とはどんなのでしょうね?考えてみたことがおありでしょうか。
今の自分こそがまさに自分だとお考えかもしれません。でも今の人生がどこかでっちあげ、うそっぽく感じられるのだとしたらそこに何か隙間があるような感じがしますね。真にあなたが選んだ人生であるかどうか疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。

私自身の話になりますが、現在は社会的にはそれなりに安定していますが、離婚歴があります。子供は私が育てています。
なぜ結婚したのだろうと思うことが離婚してからもありました。
お見合いでもないんです。私自身は若い頃は結婚願望などなく、できるだけ遅く結婚するか、あるいは結婚しないだろうと思っていたんですよ。でも仲間で一番早く結婚しました。

今思うとなんですが、母を悲しませたくない気持ちが強かったんです。
人並みにならないと母が悲しむ。そう思っていたように思います。

なぜ母を悲しませるかというと、こんなことがあったからです。
小さい頃母の目の前でひどい大怪我をしたんです。その後感染したり、片足を切断しなければいけないかというような状態になっていました。
幸いすばらしい医師に出逢い足は大きな傷が残っていますが切断せずに済み今にいたります。
私自身の不注意だったことを覚えているので「母に申し訳ない」気持ちを気づかずに持っていたようです。母が人並みに、皆と同じように振舞ってほしいと願っていることを気づいていましたから、言われなくってもそのようにしていました。
おかげでできることも増えたので感謝はしていますが、気づかない部分=無意識のところで、人並みに結婚もしなければいけないと思ってしまっていたみたいです。

結婚生活においては、自分が折れればうまく行くと思いこんでいましたからそうしました。その結果が、「離婚」でした。思った人生を生きていなかったんですね。

さて、曇り空さんが私とそっくりだとは思いません。でもこんな「小さい頃の傷跡」みたいなものが曇り空さんもあるのかもしれないですね。
気がついたことがなにかありますか?
ないかもしれません。でもお父さんやお母さんにとってできるだけ「良い子」でいたい、と思ってはいませんでしたか。

私たちの世代と言うのは、親が大体昭和の1桁から10年代の生まれですよね。ということは、物心ついた頃には戦争の真っ只中でした。そして育ち盛り、思春期の時代には食糧の供給さえも不安定で、明日のことを考える余裕もなかったように聞いています。

私たちの親は、子供たちにそんな思いをさせまいとがんばってきているんですよね。まず、「安定」「確実」「落ち着く」ことが幸せなこと。そんなメッセージを言外に受けて育ったような気が私はするのですが、曇り空さんはどうですか?

卒なく、難なく無事な人生。

それは私たちの親のせつな願いだったのでしょうね。
そしてそれは私たちの中に知らぬ間に刻まれていたように感じます。

ただ、その底には無難、だけではなく誠実、穏健な生き方ということも流れているように感じます。これも切実な思いとして感じられますね。

親から聞いた話なんですが、当時食糧は配給制でとても足りないような量しか手に入らなかったそうです。そこで、闇市に買出しに行ったりお百姓さんのところへ着物などとお米を交換に行ったりというような正規のルート以外の方法を使わないととても生きていけないような状態だったと聞いています。その中で、配給制を忠実に守り栄養失調で亡くなってしまった方もあったと言うことです。

このような状況の中で、曇り空さんのご両親も生き抜く為には誠実や穏健ではいられないのを目の当たりにしていたのかもしれません。
そして、それらの出来事を「反面教師」としたのではないでしょうか。

「豊かになれば良い生活ができる」「豊かになるにはまじめに働くことだ」「争いはもういやだ」子供を育てるときにこう言った思いや願いが込められていたように感じます。
曇り空さんの中にもこの親からのメッセージが脈々と伝わっているように感じます。この切なる思いを曇り空さんはきっととっても敏感に感じ、そうなれるよう努力なさったんでしょうね。

「豊かさ」「誠実さ」「穏やかさ」これを手にするために曇り空さんが見ないようにして来たものがあるとすればなんでしょうか?
誰かに腹を立てても言わない、仕事で辛いことがあっても我慢してしまう、家のことも一人で何とかやってしまおう・・・。たとえばこんな風に生活をしていませんか?

腹が立ったら一言いってやりたいし怒った顔もしたい。家事もたまには手抜きして、ゆっくりしたい。仕事を休んで映画も観たい。そんな気持ちが出てきたことはありませんか? 
 
我慢しても良いんです。でも我慢しないという選択もありますよ。

周りの反響が気になりますか?でも、それはあくまでも周りの反響であってあなた自身のことではありませんね。あなたが楽しく生きることに責任が取れるのはあなた自身だけです。

私たちの親のようにそれまで教えられてきたことが同じ人の手で全く覆されることはもうありません。
人生を楽しく生きるのも我慢したり人の目を気にして生きるのも私たち自身です。 これからの人生、私たちと一緒に自分の心を見つめ直していきませんか。

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