『今のあなたならお母さんの痛みが理解できますね』
『ハイ、お母さんも私と同じだったんだ。わたし嫌われているって思ったから......
だからわたしも無理に嫌いになろうとして...... 』
『お母さんの事どう思いますか?』
『本当はお母さんの事好きだったの.... お母さんを苦しみから救ってあげたい、助けたい!』
「あんなに憎んでいた母親を助けたいか! 彼女の心が変わっていく... よし、お母さんを助けたいって気持ちに力をかりてみよう」
私達は絶望という暗闇にいる時、自分だけのためにはもう頑張る事ができないのです。これはみんなにもよくある事なんですよ、例えば一人でいる時の夜食と誰か大切な人と一緒にいる時に食べるものは違うでしょう。自分だけだとお茶漬けでいいじゃないですか。でも大切な彼女にはもうちょっとイイもの食べさせたいでしょ、そのついでにあなたもご馳走が食べられる。
もう死んでしまいたいって思う時に、あなたのとなりで赤ん坊が泣いていたとしたら「まだ死ねないな.... もうちょっと頑張ってみるか」って思います。私達に絶望があるとき、そういう力に助けられます。
『お母さんを助ける方法ならありますよ』
『どんな事ですか? できる事ならなんでもします教えてください!』
『うん、それはねあなたが幸せになる事です』
『そんなんじゃなくって、もっと、どうしたらいいか教えてください!』
『いや、この事を本当にわかっていないとお母さんを助ける事ができないんだよ』
お母さんは彼女のヤケドの事を悔やんでいます。ボロボロになるまで自分を責める人ですよ、もしヤケドの事が原因で娘が自殺したと思ってください。お母さんはどうすると思いますか?多分生きてはいけないと思いませんか?
あなたの不幸はお母さんの不幸なのです。そうだったとしたら、あなたが幸せになった時に始めてお母さんは
「やっと自分の罪が許される....」
「わたしが母親でもよかったんだ....」
って思うのではないですか?
『今日これからあなたに一つの宿題を出します。それであなたのお母さんを助ける事ができます。あなたの人生を変える、そんな宿題だと思ってやってください』
『やります! それはどんな事をすればいいの!』
つづく
趨゚る
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